耐火工事屋さん: 2009年11月アーカイブ

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本日、静清バイパス千代田上土インターチェンジの交差点で交通規制を行いました。

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南側からの風景。

 

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北側からの風景。

 

ご覧の通り、工事に起因する交通渋滞を引き起こしております。

ご通行の皆様には、本日大変ご迷惑をおかけしました。

お詫びを申し上げます。

 

皆様の協力のおかげで無事、この交差点の規制は終了いたしました。

当初の予定では2日間にわたり規制を行うつもりでしたが、順調に工事が進み本日1日で完了しました。

ありがとうございました。

 

工事は光ファイバーケーブルを火災より保護するために行っています。

そのケーブルは今後とも重要な情報が行き来することになるので、工事の内容をご理解いただき、なにとぞご理解ください。

 

今回、昼間に交通規制したのは夜間で行うよりも格段に安全性があがるため、交通事故を防止できると判断したためです。

これからも無事故で、かつ出来る限り渋滞を減らすよう努力するのでよろしくお願いします。

 

山車のように

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今日はいい天気ですね。

今回は先日の夜間工事のときのことを書きます。

夜間作業は2日間行いましたが、1日目が終わった時点で問題が生じました。

現地を計測した結果を元に計画していたのですが、左折する大型トラックの軌跡が予想以上に大きくはらみ、道路幅員を取ってしまうことが1日目の作業でわかったのです。

夜間に事前に現地をチェックしなかった自分の甘さでした。

このまま道路上に高所作業車を置いては危険。

しかし、その部分の耐火防護をするにはその付近に高所作業車を設置しなくてはなりません。

そこで、高所作業車を中央分離帯に載せる方法を検討しました。

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実は当初より中央分離帯に入れたほうが安全ではないかという声もありました。

しかし、その中央分離帯は道路より約25cm高くなっていて、表面には明るい色の砂利を敷き詰めたような表面処理がしてある厚さ10cmのコンクリート版、またそれが築山風に盛り上げてある場所や、自然石を並べた場所が多数あり、作業するには狭すぎる。

よって中央分離帯で作業するより道路上から行ったほうが安全だという結論になりました。

でも今回はこの方法を検討する以外に方法はない。

しかも作業予定は明日。

どうすればよいのか・・・。

 

しかし、へこたれてはいられません。

何とかできる、何とかするしかないと思い直しました。 

 

まず、段差を解消するためにスロープを作ることにしました。

現地は交通量の多い側道沿いなのでクレーンなどは使用できませんから、スロープは人の手で設置できる軽いものでなくてはなりません。

で、近くのホームセンターへ住宅の乗り入れ用スロープを買いに行きました。

高さ15cm幅60cmのものがありました。

がっちりとしたつくりでこれなら、あと10cm程度の材木を下に敷き、もうひとつ高さ10cmのスロープを買えばすぐ済んでしまうな、と思いましたが、

値段が高い・・・。

1個5,000円程度、60cmでは幅が不安なので2列敷くとすると、3万円超えてしまう。

一晩のためにこれだけのお金を掛けるのか、しかし工事を終わらせないわけには行かない・・・、迷いました。

結局3万円が惜しくて、自分で角材を切り、カスガイでつなげて幅1mのスロープをつくりました。

3つに分割できるようにしたので一人でも簡単に運べます。これでスロープは解決。

 

次に玉石風のコンクリート版をどのように保護するのかという課題ですが、2t車クラスの車両を乗せるのですから、やわらかい緩衝材の上に鉄板を敷いてその上に高所作業車を乗せるのが良いだろうと思いました。

しかし、鉄板を置くにはクレーンが必要になって、そうすると交通規制をしなくてはならない。

当初より交通規制の日数短縮を目標にしていたので、他の案を探すことにしました。

 

そこで思いついたのが厚手のゴムマットです。

これなら重いのでタイヤが乗っても大丈夫だろうと思いました。

しかし、やはり1枚が大変重くて、大人二人でやっと持てる程度なのです。

しかも木の板のように形が定まらないので非常に持ちにくい。

こんなのです。

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実際自分でもってみたら、とても何枚も現地に手で敷く気にはなれません。

そこで、なんとか楽に現地に運ぶ方法はないかと考えました。

歩道には2tトラックが入れるので歩道脇には下ろせます。

そのあと十数メートルを手で運ばねばならないのです。

ゴムマットの数は10枚。

・・・

そうだ、まつりの山車を引っ張る要領でロープをつけてマットの下に台車を入れよう。

山車も相当な重さだけど長いロープをつけて大勢で引っ張れば結構楽なことを前に経験していました。

そこで、こんなものを作りました。

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台車部分をアップすると

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このオレンジの部分が1台で3tまで載せることができる台車です。

こんな形をしています。

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裏はこんなになってます。

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これを現地にもって行き、マットを5枚載せて引っ張りました。

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成功しました!

敷き並べる場所の近くまでこれで持っていけたので、相当楽になったと思います。

スロープも木のままでは壊れてしまうだろうと、いつもお世話になっているレンタル屋さんの店長に助言をいただき、ゴムマットを敷きました。

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そして、高所作業車を中央分離帯に無事乗せることができました。

乗せた瞬間は緊張していて写真どころではなかったので、落ち着いたころに写真を一枚とりました。

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築山があってこの上で動きがとれず、作業半径が小さくなってしまったその分は歩道にもっと大きな作業車を入れてカバーしました。

この日も無事作業が終わってよかったです。

みなさんありがとうございました。

それにしても背中が痛い。

 

 

 

アピール

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先日組み立てが完了した足場の中。

この日は足場の点検を行いました。

足場の組立ては高いところでの作業が多いので特に転落に注意しなくてはいけません。

建設工事では3大災害と呼ばれる災害があります。

まず、クレーンやパワーショベルなどの建設機械による災害。

つぎに、足場や山の倒壊・崩壊による災害。

そして、高いところからの墜落・転落による災害です。

いづれも一旦事故が起こってしまうと重症、あるいは不幸にも命を落とす、ことになります。

なかでも高いところでの作業、私たちは高所作業といいますが、

"1メートルは一命取る"といわれるほど、高所作業は危険を伴います。

 

この墜落・転落を防ぐのに有効な手立てとして安全帯があります。

安全帯はベルトにロープが付いていてその先端にフックが付いています。

そのフックをしっかりとした棒や綱(親綱)に引っ掛けます。

ベルトやロープ・フックには十分な強度があって、万一自分の体が足場から落ちそうになったときにそのロープとフックで助かるという安全設備です。

 

かけていれば命が助かるこの道具ですが、人間ですからうっかり掛け忘れたり、面倒なので使わなかったりすることがあって当たり前だと思います。

 

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そこで、これ。

"アピールマーカー"という商品です。

この赤い布はフックの根元につけられるように出来ています。

名前の意味は安全帯を使っているということを他の人にアピールする印、ということでしょうか。

たしかに、この布があるだけで遠いところからでも安全帯のフックの位置が良くわかるようになります。

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 こんなふうに。

赤いところが安全帯のフックです。

手すりに引っ掛けているのが良くわかります。

 

自分が怪我をしないように気をつける。

昔から建設現場では、「怪我と弁当は自分持ち」といわれています。

その通りですね。

しかし、同時に家族が悲しまないように、職場の同僚がつらい思いをしないように

安全作業を行うことも大事なのではないでしょうか。

 

仮に怪我をしないことが自分のためだけならば、自分が怪我をしてもいいと思ってしまえば、安全帯などはせず不安全な行動をとっても自分の勝手、となってしまう。

あるいは自分は経験豊富で決して高いところから落ちることなどないから安全帯を使わなくてもいい、使わなければもっと仕事が速くできる、という人もいるかもしれません。

でも世の中絶対ということはありえない・・・。

 

このアピールマーカー、安全帯を使っていることをアピールすることが出来るのですばらしい道具なのですが、もし安全帯を使っていなければ使っていないことも遠いところから良くわかるのです。

使っていないことをマイナスアピールしてしまう・・・。

そんなことを積極的にアピールしたいひとはあんまりいませんよね。

 

見られることを常に意識していれば、こっそりつけないでいることが出来なくなる。

自分ひとりではないことを常に意識すれば、いい加減な行動は取れなくなると思います。

 

女性は人に見られてきれいになるといいます。

我々も人に見られて安全作業をしっかりできるようになる、のかなと。

 

 

・・・今日は、少し文章がくどいですね。

次からはもっと写真をたくさん使いたいと思います。

また明日もがんばります。

 

 

 

 

夜間工事2日目

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静清バイパス 千代田上土インターチェンジの上り線オンランプの夜間交通規制、今朝未明無事完了しました。

ご協力ありがとうございました。

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夕べこのような様子でしたが、現在は

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なにごともなかったかのようにいつもの姿に戻っています。

 

夕べの作業では高所作業車21mバケットタイプを1台。

9.9mデッキタイプを1台。

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17.8mデッキタイプを1台。

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合計3台で工事を行いました。

その甲斐あって午前3時ころ作業終了。

4時ごろ規制撤去を完了しました。

 

鹿島道路さんの交通規制(は引き続き実施されます。

実は私たちの工事は鹿島道路さんの交通規制にあわせた形で行いました。

つまり、近い場所で工事を行うことになったので、交通規制はくっつけてしまおうということです。

その方が周辺の交通に影響が少なくなるんではないか、という考えです。

私たちは一足お先にこの交通規制から抜けるかたちになります。

 

来週はこの隣、交差点を交通規制して工事を行います。

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こちらは昼間交通規制を行います。

引き続きご協力をお願いします。

 

 

本日はこれから天候がくずれるとの予報があるため、夜間工事はお休みします。

 

雨が降ると外装板(耐火防護の外側に巻くステンレスの板)のシーリング(継ぎ目の接着)が出来ないためです。

 

昨日の工事で反省点がいくつかあったので今日と明日で問題を解決し、明日も無事故で工事を行いたいと思います。

 

さて本日は家に帰って明日に備えます。

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仮眠用に寝袋と畳敷きの休憩所です。

仮設ハウスは寒いので畳の下に断熱材を敷きました。

かなり快適です。

もしかして、耐火防護材をしけばもっと暖かいかも・・・。

光の流れ

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平成21年11月23日月曜日21:15

当現場初の夜間工事を開始しました。

おかげさまで本日分の工事は無事終了し、翌4:30交通規制解除しました。

予定の6:00より1時間30分早いですが、工事予定箇所を完了しましたので終了いたしました。

ご通行のドライバーの皆様、ご協力ありがとうございました。

 

 

夜間交通規制による工事の様子をご覧下さい。

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撮影の仕方で、少し暗いように見えますが現場は道路の街灯に工事用の照明が加わってかなり明るくなってます。

 

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交通規制している場所の隣は、一般の車両が走り抜けます。

私は普段より、道路交通は川の流れと同じだと思っています。

道路の幅を狭めれば流れはよどんで渋滞しますし、無理に流れを変えると大きな力で押し返され、事故となることも・・・。

すべてがかけがえのない命と財産。決して事故を起こさないために、私たちはあらゆる努力を惜しんではならないと思います。

 

テールライトは流れて線になり、光の流れがまさしく交通流を表しています。

 

工事が完了していつも通りの道路となりました。

今日も無事工事が完了してほっとしています。

ドライバーの皆さん、本日工事に従事したみなさん、ありがとうございました。

 

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やや?!宇宙人??

彼は本日の夜間工事を監督したN村さんです。

赤いのはヘルメットの点滅灯で、青いのは夜間工事用のLED発光ベストです。

今回、私たちは発光ベストのLEDの色を

作業する人:黄色LED

交通誘導する人:赤色LED

監督する人:青色LED

で分けてみました。

制服の色やヘルメットのマークがよく見えない夜間ではみんな同じように見えてしまいます。

このLED発光ベストのおかげで、どの人がどんな役割なのかが光の色でよくわかるようになりました。打ち合わせや連絡をしたいときにわかりやすくなり非常によかったと思います。

ご通行の皆様、現場で何か問い合わせのあるとき、私たちの現場では青色に光っている人かあるいは赤色に光っている人に聞いてみてください。

 

 

 

今日も良い天気でしたね。

今日は昨日に引き続き、川に掛かる橋の耐火防護と、高所作業車の朝顔付け替えをしました。

朝顔?と思われた方。

建設現場で言う朝顔とは足場などにつける板のことです。

足場を使って高いところで仕事をする場合、下を通行される方や車に万一落としたものが当らないように道路の少し上に斜めに板をつけることがあります。

その板のことを朝顔といいます。

 

こちらは私たちが来週から使用する高所作業車です。

朝顔つける前。

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こちらが朝顔つけた後です。

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で、移動するときはたたんで移動します。

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来週、千代田上土インターチェンジのオンランプで夜間作業しています。

よろしくお願いします。

 

ちなみに本日、一箇所作業が完了しました。

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今日もありがとうございました。

 

 

新装備

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今日は、清水区由比にあります和瀬川橋で作業でした。

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川から管までの高さが約3m。

ここに入れる道路がないので、高所作業車は使えません。

脚立は簡単に設置できますが、安全設備が整ってないので今回は使いません。

こういう場合は足場を組んで作業をします。

しかし、川の中に足場を組んでは大水が出たとき足場にごみが引っかかって川があふれてしまいます。

吊足場というものもあります。

橋などから足場をぶら下げる形。

これは川が一番水位のあがった状態の水面より少し上に作らなければなりません。

(計画高水位に余裕高を見込んだ高さより上ということです。)

これは出来るには出来ますが非常に手間がかかります。

なんせ空中に足場を組むわけですから、組むときには高所作業車や橋梁点検車といった機械が必要になることが多いのです。

朝足場を組んで、夕方片付けるのもひとつの方法ですが、これでは足場を使える時間が限られてしまいます。

そこで、こういった問題を解決するため今回はこんな足場を使いました。

新装備"立ち馬"

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これは大きいタイプ 商品名はアンドロメダ。

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ピンやフックを使い、組み立てる部品の数が少ない、新しい形の脚立のような足場です。

仕事をする場所を変えるごと自分たちでこの足場を移動させます。

手すりパーツや倒れ止めパーツ、足場を連結して使用する拡張パーツも用意されているので、いろんなバリエーションが可能です。

仕事が終わったらたたんで撤収。

小さいタイプの"立ち馬"(商品名ペガサス)も今後利用します。

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これはお勧めですよ。

 

それにしても今日はいい天気でした。

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明日もがんばりましょう!

お知らせ

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来週から夜間工事を行います。

場所は静清バイパス千代田上土インターチェンジ上り線オンランプです。

 

M0022584.JPG日付は11月23日夜~11月27日夜までの5日間です。

時間は21:00~6:00。

上り線は長崎インターチェンジまで通行止です。

通行の方にはご不便を掛けますが、なるべく短期間で工事を終了させるためにご協力お願いします。

 

 

 

じつは鹿島道路さんと一緒に交通規制させていただきます。

工事二つではありますが、交通規制に伴う交通渋滞を減らすために、小さな集中工事です。

集中工事というよりは、タンデム規制?めおと規制?ですか?

今後の作業に伴う交通規制の予定をお知らせします。

1.静清バイパス上り線 千代田上土夜間オンランプ閉鎖 

                  11月23日(月)~11月27日(金)の5日間  21:00~6:00

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上り線オンランプ

 

2.流通センター通りと静清バイパスの交差点付近 昼間車線規制

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交差点

 

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オフランプ・側道・右折レーン

 

3.唐瀬街道と静清バイパスの交差点 昼間車線規制

                  12月10日(木)~12月14日(月)の4日間  8:30~17:00

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唐瀬街道交差点

 

4.静清バイパス上り線 千代田上土夜間オフランプ閉鎖

                  12月15日(火)~12月19日(金)の5日間  21:00~6:00

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上り線オフランプ

 

天候や工事の進み具合で日にちは前後することがあります。

ご通行には注意してください。

ご不便をおかけしますが、ご協力お願いします。

快適、御休憩所

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これは何かご存知でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

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なかはこの通り。

ご休憩所です。

これがなかなか快適。

現場の皆さんにも好評です。

 

 

 

 

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仕事を忘れてしばらく座っていたい。

ただ、困ったことに照明がない。

 

夜間工事のとき困るなあと。

 

ただいま検討中です。

ギアチェンジ

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今日より本格的に作業を始めました。

今日は高所作業車を4台使いました。

1台は歩道にて、

 

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2台は副道(側道の外側の道)

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後の一台はその2台に材料を供給するために使いました。

こういった使い方は通常はあまりしないと思います。苦肉の策でした。

しかし、このやり方が功を奏したのか、思ったより今日ははかどりました。

R0015949.JPGこの場所での歩道規制は今日で終了。

副道の規制も明日で終わりそうです。

 

 

 

 

 

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今日も無事作業終了できました。

ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

明日からは由比地区にも作業場所を増やします。

 

 

車のギアで言えば、今は3速ぐらい。まだ加速中です。

先月までは2速ぐらい、いつでもとまれる速さだったかなと。

明日はまた、たぶんギアチェンジします。

 

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今日は雨。

土木工事は雨の日はだいたいお休みです。

私たちの工事も例外でなく、通常の作業は行えません。

雨に塗れると、耐火防護の仕上げコーキング(接着剤で継ぎ目部をふさぐ作業)が接着不良になるからです。

建築工事と違って屋外の作業の多い土木工事は雨に降られると出来なくなってしまうものが多いんです。

雨の降り方にもよるとは思いますが、コンクリートの打ち込みや舗装工事なんかはそうですね。

もし、異常気象で雨が振り続けたら、私たち土木工事屋さんはやることがなくなってしまいます。

自然破壊を避けられない土木工事ではありますが、やはり地球環境は大切にしなければなりませんね。

共存共栄が大切、ということでしょうか。

 

私たちが耐火防護をさせていただいている情報BOXは光ファイバーケーブルの入れ物です。

光ファイバーケーブルは一度にたくさんの情報、文字や画像や音を送ることが出来ます。

たとえば、遠いところの映像や、音声がリアルタイムで見たり聞いたりすることができるということですよね。

もし、こういった情報網が私たちの日常生活にももっと活用されるようになれば、もしかしたら客先に行かなくても画面で打ち合わせが普通にできるようになるかもしれません。

そうすれば、これまで移動に使っていた車や電車をもっと減らすことが出来るでしょうから、地球環境にはやさしい、ということになりますよね。

情報BOXは環境にやさしい設備、そういってもよいのではないでしょうか。

 

・・・でもできれば相手に会って顔を合わせて仕事したいですよね。

そんな風に思うのはアナログな人間だということなんでしょうかね。

今日は今回の工事のメインの耐火防護作業を行いました。

 

作業する業者さんは今日初めて私たちの現場で仕事をするので、まず現場の注意事項などを説明。

車の駐車場所や走行ルート、また万一災害が起こったときの連絡方法とかもこのとき打ち合わせを行います。

次に作業する手順の再確認。

ここで安全な作業を行うために注意することや品質を守るための手順を私たちと業者さんで確認します。

事前に打ち合わせをおこなっているのですが、現場を詳細に調査すると、いろいろ手順が変わってくるものなのです。

R0015771.JPGこれが私たちの事務所の中です。

夜間工事があるので、ゆっくり休憩できるように畳敷きにしています。

 

 

 

 

 

午前中はこういった打ち合わせと材料の運び込みやその材料の検査をおこなったので、実際の作業は午後になりました。

今日は高所作業車2台を使って作業を行いました。

こんな風に機械を使いました。

 

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別のアングルから見ると

R0015886.JPG歩道が少し狭くなってしまったので、ご通行の皆様には迷惑を掛けたと思います。

ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

ここで使っている高所作業車は高所で作業ができる幅広デッキタイプというものです。

いまの高さは約10m、上にあがると結構高いので緊張します。

今回、すこし工夫をしたのが、これ。

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写真ではわかりにくいですが、ネットでぐるぐる囲ってあります。

作業は台の上で行っているのですが、万一工具やネジをその外に落とさないとはかぎりません、人間のやることですから。

もしそうなったときにも下に落とさずキャッチできるように網を設置しました。

この網は鎖で作業車の本体につないであるので、ちょっとやそっとでは落ちることはありません。

 

手間はかかりますが、こういった工夫や努力を惜しまず、これからも安全に作業をすすめたいと思います。

今日も無事作業が終わりました。

みなさんありがとうございました。

第一歩

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今回の工事の第一歩は足場の組立てから。

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こんな道路の交差点の

こんな狭いところ。

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すみません、画像の回転の仕方がわかりません。

顔を左に傾けてごらんください。

ここに足場を組み立てます。

こんな感じで

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だんだんと高く高く。

完成は夕方になってしまいました。

中央に見える灰色の縦長なものが出来上がった足場です。

(木に重なったところ、橋脚の左です。)

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今日現場に来た「とび」さんはみんなまじめな安全作業に取り組むプロの皆さんでした。

今日も無事に作業終了!ありがとうございました。

来週からこの足場を使って、いよいよ情報BOXの耐火防護を行います。

では、できあがる途中、私が撮影したこの足場からの眺めをご覧ください。

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交差点。

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北側の町の風景。

おや?

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あれはわれらの現場事務所じゃないですか。

いわば、われらが城。

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あの奥の小さい建物ですけどね。 

 

明日から作業を行います。

まずは交通規制をしなくてもよい場所から。

明日は工事を行うための足場を道路わきに組み立てます。

 

9月から準備を始めて、約2ヶ月。

その間に現地の調査や、地元の方々に工事の説明を行ってきました。

2ヶ月あっというまでしたね。

 

では、改めて気を引き締め、安全作業で1ヶ月半がんばりたいと思います。

よろしくお願いします。

 

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はじめまして、大河原建設 耐火工事屋です。

なんで工事をやっているのか?

今何をやっているのか?

現場監督や職人さんはどんな仕事をしているのか?

どうすれば、工事に関係のないひとにわかってもらえるのだろうとずっと考えていました。

 今日から現場発のブログを始めます。

このブログではそういった疑問に答えられるような内容にしたいと思っています。

一口に工事といってもさまざまな工事があるわけで、道路を作ったり、ビルを作ったり、水道を作ったりと、これらを全部ここで説明することはできません。

とりあえず私たちの行っている情報BOXの耐火防護工事について、日々の仕事や、工事していて感じたことをつづっていこうと思っています。

情報BOXなんてあんまり知っている人はいないんでしょうね。

ということでちょうどいい素材かななどと思っています。

いまはまだ工事を行うまえの準備をしていますが、もうすぐ工事を行います。

もし近所で工事をしていたら、そのときはどうぞよろしくお願いします。

工事は無事故で完成が目標です。ブログは1日1ブログを目標にがんばります。

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