H21静国西部耐火防護: 2010年3月アーカイブ

検査合格

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昨日は当工事の完成検査。

品質管理書類、施工記録書類、契約関係書類、記録写真などを検査していただきます。

最後に工事現場を検査してもらい、結果、合格となりました。

関係各位のみなさま、ありがとうございました。

書類検査の直前の様子です。

DSC00414.JPG畳にはどうも縁が深いようです。

前夜

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明日は、いよいよこの工事の完成検査です。

やるべきことはやった、うんうん。

明日はお客さんに工事の品質・出来栄えについて出来る限り理解していただけるようにがんばります。

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検査にもって行く書類と道具です。

このオレンジ色の箱はノンプリズム式の光波トランシットです。

明日はあまりいい天気ではなさそうなので、この機械を使う場面はないかもなあ。

さて今日はこの辺で仕事を切り上げて明日に備えます。

がんばりましょう。

たたみ撤収ー!

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現場の工事は終わって今は書類整理。

これはこれで大変なのですが、現場の片付けもしなくては。

もうすぐ現場事務所もたたみますので、先日まず畳みを撤収しました。

これが畳みがしいてあったころの事務所兼、休憩所。

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新しい井草の匂いに気持ちが安らぐ場所でした。

 

 

 

 

 

少し前

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たたみのほか事務用品も撤去。

 

 

 

 

 

この後、この建物を撤収。

今は隣にあった大きな事務所で書類の整理をしています。

昼寝できる場所がなくなって少し残念・・・。

やっぱり畳みはよいですね。

 

さて、現場も終わりましたので、完成検査を残すのみ。

完成検査ではお客さんに工事完成物の品質について出来る限り説明しなくてはなりません。

もう少しで今いる現場事務所も閉鎖、撤収します。

寂しい気持ちも少しありますが、私たち現場監督は色んな場所で仕事して、さまざまな構造物とそのときの思い出を作っていくのが仕事です。

現場事務所を開くときはまず近所の人に挨拶。電話を引いて、電気を引いて、水道は引かないときもあるけど、ネットはほぼ必ず入れます。

事務用品をいれて、ようやく仕事が出来るようになります。

当社の土木の工事監督は大体1年に1回から2回こんなことをやっています。

現場事務所をたたむときも、片付け、掃除、挨拶、撤去工事。

意外と私たちは引越し慣れしているかも知れません。

なるべく物は増やさないほうがいいですね。

でもいろいろと持ち込んでしまうんだなあ・・・。

 

おかげさまで耐火防護工事、無事完了いたしました。

工事に協力していただいた皆さん、ありがとうございました。

最後のブログのアップから完成までの写真を見てください。

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橋桁の補修が終わったところの写真です。

色の変わっているところが悪いコンクリートを取り除いてモルタルで埋め戻した部分です。

こんな場所が今回の補修では485箇所ありました。

左に見える管が光ファイバーケーブルの入った情報BOXです。

 

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この情報BOXに耐火材を巻きつけます。

耐火材は繊維状のセラミックを厚さ5cm~1.3cmの反物にしたものです。

銀色に見えるのはアルミガラスクロスといってアルミで出来た布です。

 

 

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この耐火材に表面を保護するためのステンレス板を巻きつけます。

雨水が中に浸透しないように継ぎ目をシールします。

 

 

 

これで全ての情報BOX耐火防護が完了です。

作業のために設置した足場を撤去して全ての工事が完成です。

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約1ヶ月の間、お世話になった足場も仕事が終われば全て解体。

解体してしまえば、そこに何があったか、他の人が見ても知ることは出来ません。

足場は刹那な構造物ですね。

写真には耐火防護されグレードアップした情報BOXが見えています。

 

R0020542.JPGこれで全ての工事が完了しました。

今回の工事は静岡市の賤機山の付近から由比までの間で5箇所です。市街地、田んぼの中のバイパス、海岸地帯、さまざまな環境で工事を行いました。今回の工事では1箇所1箇所にこれまでより深く携わることができたように思います。

 

実は大河原建設は橋梁の情報BOX耐火防護、ここで記念すべき100箇所目になります。橋が100箇所あれば現地の条件は100通りあります。当たり前のことですが、その時々で工事の進め方を変えなくてはなりません。だから現地調査はなるだけ綿密に行います。そうやっているうちに普段なら車で通過してしまうただのバイパス、そんな場所にさえ愛着すら覚えてしまう。おかしいですね。

 

情報BOX、その中の光ファイバーケーブルを守る、つまりそこを使って行き来する情報を守る施設。正直一般の人にはほとんど認知されていない道路施設だと思いますが、これも大切なみんなの財産です。この財産を守るこの仕事に私たちは誇りを持って携わらせてもらいました。

この経験を今後も生かして、みなさんの役に立つ工事をさせていただきたいと思います。

 

さて、今私たちは何をしているかというと、工事の品質資料などをお客様(国土交通省)に最後にお渡しするため、事務所のなかで日々パソコンと書類のにらめっこです。これも大切な仕事ですね。

 

今日、由比の現場でサクラの花を見かけました。

あと10日ほどで満開になるでしょうか。

そのころには全ての業務が終わっていることと思います。逆に終わっていないとまずいのですが・・・。

みなさまの仕事や生活にもサクラサク、となりますように。

 

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