暗くて見えない?、それとも・・・?

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昨日までやっていた夜間工事では静清バイパスの4箇所に通行止めをお知らせする看板を立てていました。

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この2枚をセットにして4箇所に設置していました。

1日目の夜間工事を終えた次の朝、管轄の発注者に別件で電話したところ、看板がわかりにくいとの苦情があった、と担当の方から言われました。

 

通常この種類の看板は、交通規制を行う1週間前までに設置することとなっています。

また、所轄の警察署には事前に看板の設置箇所やその内容も含めた交通規制の許可をとります。

問題はないかと思ったのですが、もし看板が見えなかったために降りたい場所でバイパスから降りられなかった人がいては申し訳ありません。

看板の位置や枚数を変更するには、もう時間がありません。

今日の夜からまた通行止めを行うのです。

では、どうすればよいのか。

職場の仲間と相談し、照明で照らして明るくすればよく見えるようになるのではないかということになりました。

しかし、問題が。

現地には電源がありません。

また、センサーの付いていないものでは交通規制を始める前に電源を入れに行かなくてはならないのです。

道路わきに立っている看板は車で点検して回るのも夕方の渋滞時間帯では1時間弱架かってしまいます。

この辺に詳しい人ならわかると思いますが、下り線で降りてまたすぐ下り線で上れるインターが少ないんです。

つまり、目的地に行くためにはぐるっと迂回しなくてはならない場所が多いんですね。

まとめると、

スイッチを入れに行く時間がないので、センサー式あるいはタイマー式のものがよい。

電源がないので電池式か太陽電池のものがよい。

これらを条件にして業者に問い合わせたところ、乾電池式の暗さセンサー付きLED照明があるとのことでした。

これだ!

すぐに照明を手配、午後一番に看板の上に照明をつけました。

これがその照明です。

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つけるのに2時間ほどかかりました。

そして暗くなるのを待ちました。

9時半から規制なので8時には戻ってきたい。

 

夕方6時ころ、どの程度見やすくなっているか確認に行ってきました。

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うーん、まだ暗いなあ。

ということで懐中電灯をつけてみました。

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あ、これは目立つな。

しかし、今回は時間がなくて、LEDの照明を8枚の看板に取り付け、懐中電灯は1枚しかつけられませんでした。

実際どの程度見やすいか、交通規制時間内に看板設置場所の付近でバイパスを走行しながら確認してみました。

バイパス上には他の工事の看板も立っていますから、その他の看板と比較したところ、やはりうちの工事の看板は目立っていました。

でも、まだまだ暗いので今後なんかしら改良の余地はあると思います。

そのとき助手席から撮った写真です。

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やっぱり写りませんね。

実際見られた方、コメントいただければうれしいです。

次の日、最終日も新しい苦情はいただかなかったので、ある程度効果はあったのかとも思います。

 

しかも懐中電灯にはセンサーがないので明るくなってから現地に行きスイッチオフ。

 

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そして盗まれては困るので回収、夕方電池を交換した後再度設置してきました。

 

もっと明るくてよいものがあればいいのに。

今回の工事では夜間の交通規制がもうありませんが、また別の機会に工夫してみたいと思います。

 

追伸:

ちなみに他の照明として、園芸用のセンサー付き太陽電池式スポットライトも購入してみたのですが、充電時間が足りなくて夜になっても光りませんでした。ざんねん。

また、看板の文字が多いのも、内容がわかりにくい原因かも知れませんね。

しかし、文字を少なくして看板の枚数を多くすると、きっと他の工事の看板と混乱してよけいにわかりにくくなるかも。

それにしても、今回の工事では近所のホームセンターによく通いました。

広い売り場のどこになにが売っているか、だいたい把握してしまったなあ。

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このページは、耐火工事屋さんが2009年12月19日 12:22に書いたブログ記事です。

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